5年ぶりに「ニューヨークで家探し」

最近、5年ぶりに不動産探しを始めました。今の所はとーっても快適で、夢のような環境なので、「もし良い物件があれば」という緩い感じではありますが。

前回本格的に物件探しをしていたのはニューヨークに来てから数ヶ月というタイミングでした。「ニューヨークで家探し」という洗礼というエントリーを書いたくらいかなり疲弊したプロセスだったと記憶しています。現地にもある程度慣れている今回は前回とは少し違うプロセスを踏んでいます。もちろん今はまだ検索・検討フェーズで契約までたどり着けるかわかりませんが、今回の体験も備忘用にまとめてみました。

StreetEasyを活用して相場・現状をまず確認

5年前は複数の情報源を渡り歩きながらオロオロしてたわけですが、今回はStreetEasyにほぼ一点集中しています。更新頻度とカバレッジの広さでダントツなのでそれだけでも十分検討する物件が手元に集まるからです。

前回使ってみた以下の二つは今回はパスしています。
  1. 日系不動産の情報:なんとなくですが物件の数や更新頻度ではなく以下のような人たち向けのきめ細かいサービスを売りにしている印象で、自分はどちらにでも当てはまらなかったので、今回は使いませんでした。
    • 英語で現地のブローカーとやりとりができない人たち、できれば直接やりとりしたくない人たち
    • 駐在員など予算にゆとりがある人たち
  2.  Craigslist:前回はニューヨークにあとどのくらいいることになるかも不透明、正社員でもなく中期的な収入も不安定などと不動産をこの街で借りるときに乗り越える必要のあるハードルがいくつかあったのでCraiglistをみていました。今回は年単位の契約ができる状態なので(ビザあり、正社員の仕事 [年収] あり、など)見ませんでした。(一応ブローカーを通したくないという大家さんがたまに直接掲載していることはあり、Streeteasyに出てこない物件なども出てくるみたいですが)
StreetEasyはデスクトップでも携帯のアプリでもサクサクと検索ができ、アラート設定すれば定期的・随時に更新情報も届くので便利です。あとCorcoranというサイトも綺麗ですが、大体ほぼ全ての物件はStreetEasyでも掲載されています(同じブローカーの名前が表示されています)。

気にしたポイント〜ニューヨークの不動産賃貸物件

日本では「綺麗な物件」に住むのはほぼ当たり前な生活をしていた自分ですが、自分のような一般ピープルの人間の予算でニューヨークで物件を探すと、東京で体験していたような物件は皆無だ、とは前回痛感しています。なので今回は最初から色々な制約がある中で自分が譲れないこと、譲れるかもしれないことをはっきりとさせていました。

今回の私の要件はこんな感じです。

譲れない度 ☆☆☆
譲れない度 ☆☆
譲れない度 ☆

気になる物件を見つけたら〜内覧をアレンジ

StreetEasyからはボタン一つで「この物件に興味があります」とブローカーに連絡することが可能。オープンハウスが近日予定されている場合もクリック一つで「希望」と意思表明すことも。その際、相手(不動産ブローカー)には自分の携帯電話番号とメールアドレスが共有される仕組みになっています。

ちなみにこのメール、頻繁に使うことになるので(不動産を探している時期だけ)自分のプライベートのものではなく別のものの使用をお勧め、そのために新しいgmailを作ってもいいかと。ブローカーによって次のどちらかの形で返事がきます。
よく聞かれることは「いつの入居を考えている」「何人で住む予定なの」「ペットいる?」「いつ内覧に行ける?」というアッサリしたもの。たまに「年収はどう?クレジットスコアは良い?」みたいなことも聞かれますが、その時は正直に細かく伝えず「家賃の40倍以上(ニューヨークの不動産はこれを基準にしているところが多い)は十分あるし、クレジットは良い」みたいに返しておけばOK。

待ち合わせ場所、時間を決めて当日約束の場所で待合せ。売り手市場のニューヨーク不動産なので指定された内覧日に行って見ると他に数組同じ物件を見に来ている人たちと鉢合わせすることもよくあること。

オンラインの情報では分からないことをここではチェック。ブローカーは余計なことは言わない人が多いので、聞きたいことはチャッチャと聞くべし。

2018年11月末の追記 - Triplemintが安心かも

Streeteasyを通じて不動産ブローカーにつながった場合は最終的に相手に個人情報満載の資料と費用の小切手を渡す可能性が出てくるので、事前にオンラインで信ぴょう性や評判についての事前調査がお勧め。怪しかったりレビューが最悪だったり、と色々あります。詐欺にかかると個人情報流出リスクはもちろん、事前に知らされていなかった隠された手数料など金銭的な被害もあったりしますのでここのプロセス大事。
・・・と良心的なTriplemint(https://www.triplemint.com/ )のブローカーが教えてくれました。なんでもこの会社はイェール大学を卒業してマンハッタンで家探しをした時の経験をバネに二人の仲間が起業したという背景らしく。私も以前から存在は知っていましたが、実際にそのブローカーに会ってみて、創業時からある会社の理念やそれに忠実に組織文化を醸成しようとしている姿勢にとても好感が持てました。別にTriplemint特有の手数料があるわけではありません。
https://www.triplemint.com/about-usより

サイトに載っている情報はStreeteasyに比べたら少ないと感じるときもありますし、メルマガから物件リンクを開く時のUXもあまり便利とは言えません。なので前述のサイトと何が違うんだろう、という印象だったのですが実際にTriplemintのブローカーに会ってみたら印象が変わりました。サイト上の情報がそこまでなくても、ブローカーたちが同等の不動産情報を握っていることがほとんど。契約を急かす他のブローカーに比べて情報の透明性を大切にするこちらのブローカーの方が良心的な印象を与えます。

使い方としてはStreeteasyでざっと相場や気になる物件を自分の中でリストアップしておいて、Triplemintのブローカーと会う予定が決まったら、「こういうのがいいんだけれど」というようにStreeteasyの情報を活用するのがオススメです。本当にさっさとTriplemintの担当ブローカーと数時間を一緒に過ごした方が早いです。お勧め。

内覧その後

本当に気に入ったものがあったら、ブローカーに審査の申請をする。競争が激しい町なので1週間以内で物件がなくなることも良くあること。申請においてはブローカーによって求められるものは多少違うものの、大体は以下のような感じ。書類審査が通らないと契約はできないので、まず第一歩は書類審査の準備。

それには:
といったものをテキパキと準備する必要があります。おそらく全てデジタルPDFで準備することが可能ものばかり。

書類審査が通ると大体最初の月の家賃分、また追加のsecurity deposit(物件によりますが、1ヶ月の家賃のことが多いです)その他各種手数料(場所によってはペット一匹につき一度きりの支払いが発生する場合も)の小切手を求められますので残高要チェック。

と、今のところの学びはこんな感じですが、もしどこかと契約できることになったらまたそれもどこかにまとめます。